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普段、自分には見えない場所だからこそ、お手入れをついつい忘れてしまいがちなパーツが足のかかと。
気づいたときにはすっかり角質が固くなってしまっていて、途方に暮れてしまう場合も多いですよね。
実は、私もそんなガサガサかかとに悩まされてきたひとり。
そこで今回は、なめらかな手触りのかかとを取り戻すために様々なケア方法を試した経験から、その原因と対策についてレポート風にまとめていきます!
まずは、原因を知ろう!かかとケアでやってはいけなかった失敗とは…!?
かかとがガザガサになってしまう原因は、不要な角質が溜まっていくことによって起こります。
そのため、角質で厚くなっている部分ときちんと肌が生まれ変わっている部分とでデコボコができてしまい、まるでやすりのような手触りに繋がってしまうのです。
足の裏には、私たちが想像している以上に負担がかかっているもの。
たとえば、靴や靴下による摩擦はもちろん、足裏は身体の全体重を支えてくれていますよね。
特に、かかとは皮脂腺が発達しておらず、肌のターンオーバーが乱れやすい部分です。皮脂が出ないということは、水分不足に陥りやすいということ。
かかとのガサガサだけではなく、ひび割れに悩んでいる人が多いのは乾燥しやすいパーツだからなのです。
そんな、知らず知らずに日々の負荷をかけていたかかとを「なんとかしよう!」と思い立った私。
しかし、よく調べもせずに間違ったセルフケアをした結果、元の状態に戻すのにさらに多くの時間を費やしてしまったのでした。
NGケア方法その① 意味のない保湿
荒れた状態のかかとで歩いていて、気づかないうちに擦り傷ができてしまった経験はありませんか?
それは、角質の溜まったかかとはとても乾燥しやすくなっているから。
刺激や圧迫によって肌のバリア機能が低下すると、肌は乾燥していきます。そして、その乾燥によって角質が厚くなるという悪循環を繰り返していくのです。
また、それをかばって特定の場所にばかり圧力がかかると、タコや魚の目までできやすくなってしまいます。
そこで、最初に毎日クリームを塗って保湿をしてみることにしました。
ところが、一向にかかとの状態は良くならなかったのです。
それは、すでに角質が溜まって固く厚い層になってしまっていたから。分厚い鎧に水をかけても効かないように、ガサガサした肌にいくら保湿クリームを塗っても効果はありませんよね。
NGケア方法その② かかと用リムーバーで角質を削る
かかと用リムーバーや軽石は、物理的に角質を削ることによって肌の表面をなめらかにするアイテム。
保湿ケアでは間に合わない状態だと知った私は、次にかかと用リムーバーを使ってみることにしました。
しかし、ここで二つ目の落とし穴が…!
ガサガサかかとは、肌のターンオーバーが正常に働かず、余分な角質が溜まっている部分とそうでない部分の差によって出来上がります。
ですから、リムーバーで無理に取り除こうとすれば、肌が厚くなっていない部分までダメージを受けてしまうのです。
使い慣れていない道具で余計な皮膚を傷つけることがこわくなってしまい、結局リムーバーはお蔵入りとなってしまいました。
ガサガサかかとの救世主はスクラブ!フットケアの最適解とは
何を試しても上手くいかず、諦めかけていた私の目に止まったのが、ボディスクラブです。
しっかり保湿をするためには角質を取り除く必要があるし、無理やり削ってしまうと必要な角質まで失ってしまう。
そこで、焦らず毎日少しずつスクラブでお手入れしてみることにしたのです。
気になるその結果は、大成功!
数ヶ月もすると、以前のなめらかなかかとを手に入れることができました。ボディスクラブはお風呂で使うアイテムなので、湯船に浸かって柔らかくなった肌に使用していたのも効果的だったようです。
思い返してみれば、かかとが荒れてしまった原因も日々の負担の積み重ねですよね。だからこそ、改善するときにも日々の生活習慣の見直しや積み重ねが必要。
かかとがガサガサになってしまってからでは、それをお手入れするのも一苦労ですよね。
お顔のスキンケアと同じように、フットケアも大事な習慣の一つなんだと気付かされた出来事でした。
以上が、間違った知識のまま、NGケアばかり繰り返してしまった私の体験談です。
このレポートが、みなさんのセルフケアの手助けになることを願っています!
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