「ピーリング」と「スクラブ 」どっちを選ぶ?正しく使い分けて上級者に

「ピーリング」と「スクラブ 」どっちを選ぶ?正しく使い分けて上級者に

目次

美肌作りの最も基本となる「角質ケア」。その代表的なものが「ピーリング」と「スクラブ」です。でも、意外と分からないのがその違い! 今回は「ピーリング」と「スクラブ」の違いをお伝えします。正しく使い分けてワンランク上のお肌を目指してみませんか?

 

1. なぜ角質ケアは必要?

角質ケアのアイテムはたくさんあってどれがいいのか迷ってしまいますよね。

そもそもなぜ角質ケアは必要なのでしょうか?

肌には「ターンオーバー」という生まれ変わるサイクルがあります。通常はこのサイクルによって古い角質は自然に剥がれ落ち、健やかなお肌がキープされます。しかし、紫外線や生活習慣・ホルモンバランスの乱れなどによってこのターンオーバーが正常に機能しなくなると、そのまま肌の表面に蓄積し、日頃のお手入れでは角質が除去されずどんどん残ってしまいます。古い角質が溜まると、バリア機能も低下し、乾燥や肌荒れなど肌トラブルにもなりかねません。最近、肌のザラつきやくすみ、毛穴の黒ずみやニキビなどが気になるという方、それは角質が原因かもしれません。
そこでおすすめのスキンケアが、ピーリングやスクラブ!

では、その違いをお伝えします。

 

2. ピーリングとスクラブの違い

ピーリングとスクラブの違いは、古い角質を、薬剤で柔らかくして落とすか、細かい粒で擦り落とすか、という肌へのアプローチの違いです。

<ピーリング>

ピーリング(peeling)とは「皮をむく、剥ぐ」という英語で、化学成分や薬剤を使い角質を柔らかくして剥がす方法

フルーツ酸(A H A)など酸の力を利用して不要な角質を柔らかくして取り除き、お肌の新陳代謝を促進させます。

ピーリングは医療機関で行うものと自宅でできるものとあり、それぞれ使用する薬剤や濃度、pHなどに違いがあります。

<スクラブ>

スクラブ(scrub)は「ごしごし洗う」といった意味の英語が語源で、こすって磨くという意味合いがあります。塩や砂糖など細かい粒子でマッサージすることにより、物理的な摩擦によって角質を落とすケアで、粒子が古くなった角質や皮脂、汚れを取り除いてくれます。

どちらも角質を取り除いて柔らかく健やかなお肌へと導いてくれますが、せっかくなら上手に使い分けて、より美肌になりたいですね。

3. どう使い分けたらいい?

ピーリングは、肌の根本を整えるケア。特にオイリー肌タイプやニキビ肌タイプの方におすすめです。お肌のターンオーバーを正常化し、つるんとした肌作りの助けになります。 ピーリングの方がしっかりとした角質ケアには向いているので、春夏の紫外線や乾燥によってゴワつきがちなお肌には、ピーリングで角質を柔らかくして落とし、お肌を再生させるといいですね。

スクラブには、自然由来のものや保湿成分が配合されたものがありますので、敏感肌の方や、ピーリング剤が合わなかったという方でもお使いいただけます。自然由来で肌に優しい成分で作られたスクラブを試してみるのがおすすめです。

また、スクラブは粒子で擦り落とすので、肘や膝など皮膚が厚いところを含めボディに、ピーリングはお顔やデリケートゾーンなど皮膚の薄い箇所のケアに向いています。

使い分けをしてお顔と身体、全身ツルスベ美肌を目指しましょう!
なめらかでハリのあるふっくらとした肌、理想ですよね。ぜひワンランク上の肌を、見せたくなる肌作り始めましょう!

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