角質ケアと言ったら、スクラブ・ゴマージュ・ピーリング・・・。どれも聞いたことはある、また使ったことがある方は多いかもしれませんね。でも何が違うかまではよく分からないまま使っている、なんてこともあるのではないでしょうか。
特に似ているのがスクラブとゴマージュ。今回はスクラブとゴマージュの違いや効果、注意点などを掘り下げて解説します。ご自身のお肌には何が合っているか、特徴や違いを知って使うことで効果もさらに感じられると思います。ぜひスキンケアの参考にしてみてくださいね。
1.ゴマージュとは
ゴマージュとは「やさしく削ぎ落とす」「消去する」という意味のフランス語で、天然のハーブや植物の種や殻を使って、古い角質を取り除く美容法のことです。
約50年前にヘアアーティストであるカリタ姉妹が、素肌を美しく保つためには角質の除去が大切だとして、「ゴマージュ施術」を開発したと言われています。
天然由来成分が入ったクリームやジェルで、肌に馴染ませることで古い角質を除去し、お肌をスベスベにするスキンケアです。
2.ゴマージュとスクラブの違い
スクラブもゴマージュも余分な角質を除去するという目的で使うスキンケア。肌表面の汚れや角質を取り除くことで、清潔でつるつる美肌へと導きます。
効果もケアの仕方も似ていて、混同して考えられることも多いようです。
では、ゴマージュとスクラブは一体何が違うのでしょう?
それは、「天然成分」で角質を落とすか「粒(ツブ)」で角質を落とすかの違いです。
<ゴマージュ>
ゴマージュは、植物の種や殻・ハーブなど天然由来成分の中に含まれる酵素(酸)の力で、まず角質の剥離を促し、マッサージすることで摩擦力を加えて角質を除去します。ゴマージュは基本乾いた肌に塗ってこするのが特徴ですが、中には濡れた肌に使うものもあります。
天然由来の成分で作られたものだけを使用しているため、比較的肌負担が少ないのが魅力!敏感肌の方にもおすすめです。また、小鼻の黒ずみなどの細かいパーツのケアにも向いています。
<スクラブ>
スクラブは、ポリマーや塩や砂糖、植物の種などの細かい粒子(研磨剤)がクリームやジェルに配合されたアイテムで、マッサージしながら肌になじませることにより、古い角質や汚れを絡め取り除去します。スクラブはお肌に塗ったらすぐに洗い流します。
スクラブは、頑固な角質ケアをしたい時におすすめ!これから夏に向かいサンダルを履きたいけど、かかとのガサガサが気になる、肘や膝の黒ずみが恥ずかしい、そんな方にはスクラブを使うのもいいかもしれないですね。
一般的なスクラブ剤は添加物が含まれているのでゴマージュとは言えない部分があります。
しかし、「星野家の手作りマッサージ塩」は、
上質な『鳴門塩』に天然美容成分のみを配合した無添加ボディスクラブ。
一般的なスクラブとは異なり、全成分天然由来のため、ゴマージュの魅力要素とスクラブの魅力要素どちらも兼ね備えている製品です。
全成分食品グレードの原料を使用しており、添加物を気にせず安心してお使い頂けますので、お子様を含めご家族で使っていただけます。
3.使う際の注意点
スクラブもゴマージュも間違った使い方をしてしまうと逆に肌トラブルの原因になりかねません。使う前にポイントをしっかり押さえておきましょう!
・やりすぎ注意!
あまり頻繁に使用してしまうと、逆に乾燥してしまったり刺激が強く肌の負担になってしまうので注意が必要です。週に1〜2回のスペシャルケアとして取り入れることをおすすめします。
・ゴシゴシ擦らない!
強く擦る方が取れそうな気がしますが、そこはグッと抑えて優しく撫でるようにマッサージしてください。
・肌の調子が良くない時はお休みをする!
肌荒れやニキビなどが悪化している時に無理して使用すると、粒子の刺激が肌の負担になってしまいさらにひどくなってしまうことがあります。肌の調子が戻ってから使いましょう。
どのアイテムを選ぶかは、使用感の好みやお肌の状態に合わせて決めましょう。有効成分や保湿成分などがしっかり配合されているか確認して選んでいただけるとよりベストなケアができると思います。
肌の美しさは人生を明るくするといっても過言ではありません。できることから少しずつ行い、綺麗な肌を育みましょう!